「youtube」と一致するもの

2013年7月、正確に言えば6月29日以降、AdsenseのCTR(クリック率)が急降下して
収入激減ユーザがあいついでいるようで、Webmaster World で知ってからずっと
この件について観察してきたので備忘録代わりに。
(興味を持つと、長いこと観察してしまうんですよ。何につけても)

Sudden drop in CTR - Established Site
http://productforums.google.com/d/topic/adsense/Kz-9lxPw9VI

このスレッドは、2013/5/31に立てられたものだが、投稿は7/24日までで
1045件、Googleのフォーラム史上、最多、最長だろう。
(※現在は1000件になっているけれど、後で1000件が限度になったんではなかろうか。個人的にはどこの2chだと思うくらいの伝説トピックと化した)

ctrdown.gif


【症状】

  • PV(ページビュー)等のトラフィックに特に変化はないのに、ある日突然、CTRが急降下。グラフが断崖からダイビングするような落下線を描き、収益激減。(25%~ひどいものは90%以上)
  • Adsenseの管理画面を見ていると、一旦カウントされたクリックが短時間で無効化されてしまう。
  • Adsenseユーザの継続年数、サイトの種類、規模等は多岐にわたる。
  • YouTube動画掲載サイトも多いようだが、それが狙い打ちされているわけではない。
  • オリジナル記事で地道に更新した運営歴の長いサイト(=優良サイト)でも同様な目にあっている。
  • 広告表示端末については、MobileではなくPC。レスポンシブル・デザイン(PC・Mobil判別レイアウト)も全プラットフォーム同一アウト(Mobile対応なし) も関係なく発生している。
  • テキスト広告の矢印(Nessie)が設定変更してないのに消えているケースがある。

新しい不正クリックフィルタが加えられたとか言われてはいるが、この件に関して、Googleサイト上での公式見解はなく、2週間程度で戻る人もいれば、数ヶ月かかる人もいれば、戻らないユーザもいる。
だから対策もこれという決定打はないみたいだが、広告とコンテンツに余白をあけ、アコーディオンメニューが重なったりしないよう、レイアウトを見直した人は多いようだ。

さて、その周辺記事で個人的にとても気になったものがあって、最近、探しなおしてようやく再発見した。

GOOGLE TAKING AWAY EARNINGS(グーグルは収益を奪い取っている)
http://productforums.google.com/forum/#!searchin/adsense/GOOGLE$20TAKING$20AWAY$20EARNINGS|sort:relevance/adsense/Bsb4CrI2Uh4
こういうストレートなタイトルをつけるあたりが、さすが自己主張型の狩猟民族、とおそれいるばかりだが、スレ主はGoogleのBloggerでサイト運営していて収益の急速ダウンを嘆いているというか怒り狂っている。
で、気になった部分を抜粋する。

They also do not realize, that they host millions of blogs and most of the people are not webmasters and everything is so hard to understand. They have been taking away huge amounts of money since I started the adsense program and this month was way too much. One minute I have 50 bucks for the day, the next I have 2 bucks. Then they hit me big time at the end of the month when I expected almost 3 hundred in earnings. They took almost 2 hundred off my finalized earnings. How can I put so much time in for a quality site when they only pay me a hundred bucks a month.

【意訳】
Googleは大量のブログをホストしているけど、ほとんどの人はウェブマスターじゃないので(技術的なことは)難しすぎて理解できないってこと、わかってないんだ。
アドセンスを始めてから沢山のお金を奪われてきたけど、今月はひどすぎる。
ある時刻に50$収益があったかと思えば、1分後には2$。そして、月末に約300$収益と思っていたら、最終的にドカンと一発、200$減らされた。
月に100$しか稼げないのに、高品質のサイト作成にそんなにたくさんの時間をさけるわけないじゃないか。

読んだ時、あ、そうなんだ、と思った。太字の部分は、特に私にはなかった発想だった。
私の個人サイトの場合、自分が好きでやってることに好きなだけの時間をさいているだけだし、そうでなかったとしても、サイトの中身は丁寧にオリジナルを作るべきだと思っているから。

「はじめに収益ありき」
ブログに広告コードを貼るだけで、広告がクリックされるだけで、稼ぐことができるので、収益をまず目的にしてブログなり、サイトを開設し、収益が上がりもしないのにコンテンツの充実なんて考えられるか、ってことなんだろう。

先行き不透明な昨今、気持ちはわかるんだけれども、とにかく収益をあげる目的で、公式のプログラムポリシーとか著作権とかも読まずに、アヤシイ情報商材屋さんなどの裏技テクニックだのに手を出して、結果、Adsenseに限らず、規約違反や完全放置のサーバゴミがどんどん増える方向にいってるのかなあ。

最初に収益ではなくて、コンテンツありきだと個人的には思っているんだけど。

もちろん、お金を稼ぐことについて否定する気は毛頭ないし、収益が上がらなければモチベーションが下がることも充分理解できる。しかし、何事においても、そんなに簡単に稼げるわけないじゃないか、とも。

フォーラムで、冒頭のCTRの低下記事をはじめ、ポリシー違反で出稿停止、再審査等の記事を読んでいると、今年のAdsenseホントにやる気というか、厳しくなったなあ、と思う。
ルールや取締りが厳しくなるのって、基本的に、それを守らない人が増えて、現行では対応できなくなった場合だ。

現在は、審査方式も二次審査方式に変わっていて、ある程度のインプレッション(PV)があって、はじめてサイトの内容等の審査になるようだ。今はたいしたPVではないみたいだが、この閾値が将来数万PVとかに引き上げられでもしたら? と心配になる。

生き方も考え方も人それぞれ。ことの善悪を語る立場でも、そのつもりもないけれど、今はまだ小さな子供たちに、これから5年先、10年先、気軽にサイトをマネタイズする手段として取っておいてやりたい。子供好きな人間として、親として、年取ったインターネット好きとして。

自力で広告主を募集することもなく、Googleが入れ替わり立ち代わりスポンサーをつけてくれるのは、サイト運営者にとっては素敵なことだ。

ただし、そこに全面的に依存するのもまた、よろしくないと思っている。結局、他人のルールブックの上で踊っているにすぎないわけだから。

で、この無料素材倶楽部がどうかというと。
夏ごろ、CTRがぐーんと下がったかと思えば、最近はCTRが自分の期待値より高すぎて困ってみたり。つまり、上記フォーラム記事のようなCTRダウンも、びっくりするほどの収益確定時の減少も、数ヶ月時差をつけて経験したってことだ。開設時から運営方法の変更なし、オリジナルの記事のみでやってるサイトなんだけど。そういうことは常に起こりうる。

CTRが下がる→収益下がる。CTRが上昇→CPC(クリック単価)暴落→収益下がる。
どっちにしろ収益低迷方向へいくわけで、思うようにはならない(笑)
まあ、悩んだところでどうにもならないので、アクセス・収益は、Google、広告主、訪問ユーザが決めた、このサイトの査定と納得してる感じ。(しばらく気にしてみた結果として、そう思うことにした)

自分の感覚では広告とコンテンツは昔は別物だったけど、今の感覚では、広告もサイトのコンテンツのうち。
自動とはいえ、出稿していただいているからには、できるだけ広告主にとってよいユーザを送ってあげたいとは思う。
何故、そんなことを言うのか? 出稿側を経験すればきっと分リマス。不正クリックとかやらかされた日には、出稿側は、はらわた煮えるから(Adwordsじゃないけど、過去にいくつか経験あって、他人の予算預かってたから報告するのがつらかった)

Adsenseユーザのために2012年11月~熱血Adsense部というのが定期的に開催されています。
幸いにも参加させていただくことができましたので、まずは、Adsenseのスタッフの皆様へ感謝するとともに、個人的感想を記載しておこうと思います。

GoogleJapan太っ腹です。
(ご本家米国ではこんなイベントやってない)。
Adsenseの最適化・Analyticsを初めとするツールの使用法のみならず、「サイト作成の王道」を事例をまじえて、無償で学ぶことができます。
セミナーも開催されています。
動画はまとめて以下から見ることができます。

熱血!AdSense 部
http://www.youtube.com/playlist?list=PLNYf9BBE19R7mG_qQeiwlq7RzIehdVuak

あとは、個人の感想です。

「無料素材倶楽部」については、「Adsenseの収益を目的に」開設したものではありません。

  1. どんなサイトでも運営維持するには運営費用がかかります。それをまずはまかなえたらいいな、さらに+αがあればもっと嬉しい。
  2. アフィリエイトやPPCの出稿担当者でしたので、ついでに個人サイトで自分データを取っておこう。

この2つ。

だから、このサイトは最初に「キーワード」需要だの「収益率」とか考えて作ったわけではありません。
テーマも自分があまり無理せずできそうなこと。それだけ。
更新もしたりしなかったり、ほったらかしも日常茶飯です。
しかもリピートで訪問してくれる人には広告表示しない、とか、表示確率を減らすようなこともしておりました。
(自身が情報検索で他人のサイトを閲覧する時、邪魔くさいと思っていた時期があったので。今は興味を引けばさっさと他サイト広告クリックしてます)
というわけで、日々の変動などは管理画面で気にしながらも、特に目標設定もしてませんでした。

収益もおそらく一緒に参加させていただいた方々と比較したら、下から数えたほうが早いでしょう。
それが、課題を与えられて、初めて自己Adsenseサイトで有タイムリミットの「自己目標設定」をすることに。
「期間内にXX%収益アップ!」
やっぱり、参加するからには目標達成したい、ではないですか。

参加中、
1.期間(タイムリミット)内クリア目標設定。
2.逆算して日割り平均上乗せ額の算出。
3.目標達成のために、自分のできることは何か考える。
4.無理にでも時間を作って作業する。
5.結果の数値を見て手直ししつつ目標クリア額まであとxx円と焦る&祈る

3~5を繰り返す間に、Adsense部の週一イベントハングアウトオンエア(ライブ配信)がある感じでした。
時間の都合で中々ライブでみられず後で見させていただくのが常でしたが。

さて、1~5まで見てみると、Adsenseに限らず、社会人の多くが仕事として利益をあげるために
普通にしているようなことではないですか。

仕事のようにとらえているか、いないか?
収益あがったらいいなー、とか思って管理画面を眺めつつ、考えているようで「真剣に」考えていなかった自分に、まず気づいたわけです。(<バカじゃん。)意識の違いだけではあるんですが、とても重要だと思いました。

「期限があるから先延ばしできない。目標クリアすべく、精一杯一日一日できることをやる」
もちろん目標達成できなかったからといって懲罰もありませんけれど、意識が違えば、「取り組み方」というものが確実に違う、と私の場合は断言できます。

前月、前年の数値からの自己予測では、達成してもすれすれラインと思えましたが、予想よりよい数値でクリアすることができ、後で記念品までいただけて、嬉しかったです。

さて、熱血Adsense部は、これまでテーマを変えながら数期に渡って開催されていながら、私が実際にちゃんと取り組んで「修了」したのは1回だけです。
体調を崩したり、気力・体力ともに続かなかった。
ちゃんと意識して取り組んだ期間は小躍りするほど上がったんですが、その後すぐ、グラフはΛ(ラムダ)字を描いて落下しました。
規約上、収益グラフをお見せできないのが残念ですが、角度が惚れ惚れするほど美しいΛで(笑)

仕事のようにとらえているか、いないか?で取り組み方、真剣さが違う、と書いた言葉に嘘はないのですが、同時に田舎で細々ながら、他人のサイトの数値を上げてなんぼ、の仕事をしてきたような身には、趣味としてはじめたサイトで目標まであとXX%、あとXX円・・・の日々のカウントダウンは、精神的にヨロシクナイ、とも感じました。

このサイトでは、素材ページで、もし少しなりと素材が役にたった場合は、dff.jpさんの1クリック募金を訪問してくれた方にお願いするとともに、
Adsenseの収益の一部を寄付で運営しているWikipediaに募金するようにしています。
収益が上がれば、こんなちっぽけなサイトより、もっと有益なサイトの運営に微々たる額でも増額協力できるはず。それなのに、きちんと目標をたてて、自分で作成した予定表の通りに作業をしていくことが、
「楽しいのか?」
と自らに問えば、うなずけない。

誤解のないように申し上げますと、Adsense部のカリキュラム、動画自体は素敵なのです。
素直に1度やってみただけで、このサイトの収益はアップしてますから。
目標達成後、さらなる高い目標を設定し、行動しつづけない私がいかんというだけで。

結局、私は心の奥深いところで、統計だのセオリーだの利益だのトレンドだの全無視で気楽に好きなように作りたいだけなのかもしれません。
甘ったれ! と言われればそれまでなんですけれど。

考えてみれば、Googleにはこれまで”無償”で当り前のようにお世話になりっぱなしで、
わずかなりと役立とうともしてないのは、よろしくないと個人的に思いました。
大したことはできそうにないですが、ROMるだけだったGoogleのAdsenseフォーラムで100回発言することを次の目標にします。
全然知識豊富ではないですが、調べて参考URLへのリンク貼るくらい、私にもできるかも。

週一回で約2年。
3日に一回で約10ヶ月。
1日一回で3ヶ月強(これは無理)
達成まで先は長いけど、地道にカウントダウンしながら頑張ってみます。追記:目標数 完了10/23

YouTubeをTVで見る「ビエラ」PZR900発売

あなたのペットのお茶目な動画、が誰かのお茶の間で見られているとこを想像してみるといい。何も考えず、TVで「個人の配信した動画」を見られるようになるっていうのはすごいことじゃない?

そんなYoutube対応のTV。パナソニック、ビエラ(VIERA PZR900シリーズ)が9月10日から順次発売。HDD録画対応で1TBのHDDを搭載しているモデルだ。

松下は、今年1月にGoogleと提携している。

「松下電器産業は1月7日、同社のインターネット対応プラズマテレビに、動画共有サイト「YouTube」とウェブアルバム「Picasa」にアクセスできる機能を搭載することを発表した。YouTubeとPicasaはいずれもGoogle傘下のサービスだ。今春より北米市場に投入する。」

引用 Cnet:グーグルと松下が提携、ビエラからYouTubeにアクセス
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20364334,00.htm

ところが、実は、このところ、うちのお子さんは「見逃したアニメ」などを、Youtubeで検索して楽しそうに見ているのだった。
(タイプはいまだ1本指打法ながら、こうした目的があると、ブラウザの操作など一発で覚えてしまうあたり、感心してしまう)

TVでらく~~に、YouTube見られるようになっちゃうと、「著作権」関連の取り締まりは、さらに厳しくなるのではなかろうか?

宣伝らしい宣伝もしていないのに、YOUTUBEの口コミ(バイラル・マーケティング)効果で、海外で馬鹿売れしちゃった「涼宮ハルヒの憂鬱」のDVD。宣伝の一環とばかり、角川ホールディングスをはじめ一部に、寛容な企業もあるけれども、大多数はそうではないのだから。

ニコ動も、MAD動画禁止、著作権には厳しくなった。Youtubeの日本ユーザーどうなるんかな?

プラズマ「ビエラ」PZR900シリーズ
http://panasonic.jp/viera/products/pzr900/index.html

9月10日発売
TH-50PZR900 50V型 店頭54万円前後
TH-46PZR900 46V型 店頭48万円前後
9月20日発売
TH-42PZR900 42V型 店頭42万円前後

米国カーネギー・メロン大学のランディー・パウシュ教授(コンピューター・サイエンス:バーチャルリアリティの研究者)が、2007年9月18日に同大学で400人の学生らを前に行った最後の講義。
パウシュ教授は、末期の膵臓ガンで肝臓に転移しており、このスピーチをした時、余命は1ヶ月から数ヶ月と宣告されていた。
がん患者として、闘病の話も、代替療法の話も、宗教の話もなし。聞かされなければ病気とは思えないほどエネルギッシュな様子で、ユーモラスに語る。
本当に、ビデオクリップでなく、その場で直接受けたかった。
もし、あなたに今、少し時間があるなら、再生ボタンを押して聴講してみてほしい。(※日本語字幕付)


ランディ・パウシュの「最後の授業」1


ランディ・パウシュの「最後の授業」2


ランディ・パウシュの「最後の授業」3


ランディ・パウシュの「最後の授業」4




ランディ・パウシュの「最後の授業」5




ランディ・パウシュの「最後の授業」6




ランディ・パウシュの「最後の授業」7




ランディ・パウシュの「最後の授業」8




ランディ・パウシュの「最後の授業」9

カーネギー・メロン大学の400人の学生を前に話した、小さな3人の子供たち(講義当時、5歳、2歳、1歳)へのパパからのメッセージ。

ランディ・パウシュ教授 2008年7月25日 永眠。享年47歳。
これからも、パウシュ教授は、生きつづける。彼の遺したプロジェクト、プログラムの中に。そして彼を愛する皆の心の中に。いたずらっぽい微笑をたたえながら。
Randy Pausch's Web Site~ランディ・パウシュのWEBサイト(英文)
Alice プロジェクト Alice.org(英文)